2007/03/16(金)
|
療養病床に関する調査結果が発表されました(厚生労働省)
平成23年度で介護保険適用の介護型病床が全廃、医療保険適用の医療型病床も25万床から15万床に削減される件について、厚生労働省がアンケート調査を行なった結果が発表されました。 このアンケートは昨年10月に、療養病床がある6,362の医療機関を対象に実施されたもので、回答率は93.2%、5,950機関が回答しました。 現在の要介護度等区分は、要介護5が53.6%と半数を占めており、続く要介護4が2.9%、要介護3が11.8%、要介護2が4.4%、要介護1が2.2%となっています。 主傷病名は、脳梗塞・脳出血が50.2%と半数を超えており、次いで心疾患4.5%、骨折3.7%、糖尿病2.6%等となっています。 厚生労働省では、改築費助成等の優遇策を挙げていますが、転換後の意向は、「介護型から医療型への転換または医療での存続」を希望する医療機関が49.6%と最も高い結果となりました。その他「未定」が30.0%、3.9%「介護型のまま存続」を希望しています。転換後の予定について、医療療養病床希望が23.4%、介護老人保健施設20.4%、有料老人ホーム1.7%等となっています。
|